持ち株比率よりも倫理と参加が大切

 

倫理志向についての米国での研究結果※で、ファミリーのビジネスへの参加度合いが高いほど、倫理志向が高まり、業績が良くなることが検証されました。

 

特に興味深いのは、持ち株比率よりも、

・多世代のファミリーメンバーが参加していること

・ファミリーの価値観に一貫性があること

これが倫理志向、ひいては業績に強く関係するという点です。

 

ファミリー性(ファミリネス)が強いビジネスを作る、ということがここでも証明されています。

 

ちなみに、「ファミリーのオーナーシップとコントロールのレベルが高いほど、倫理志向が高まる」という仮説(昨日のブログの仮説1a)は、ファミリーの持ち株比率は、倫理志向とは反比例するという結果です。他の研究で「持ち株比率が高すぎても、低すぎても業績は良くならない、ファミリーの持ち株比率60~80%の時に最も業績が良い」というものがありますが、この仮説もこの調査結果と関係があるようにも思えます。

 

Examining the Relation Between Ethical and Financial Performance in Family Firms, Ernest H. O’Bolye Jr., Mattew W. Rutherford and Jeffrey M. Pollack 2010

 

 

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