ROPES:フォーマルなファミリーミーティングのルール

前回のブログでもミーティングのグランドルールについてご紹介しました。今回はROPES※と呼ばれる5項目をご紹介します。ファミリー評議会など、よりフォーマルな形で行うミーティングでは、ROPESを踏まえ、グランドルールを策定すると良いでしょう。

R:Responsible, Respect(責任意識と尊敬の念)

一人ひとりが責任意識を持ち、良い結果を得ることを目的とすること。メンバーそれぞれが建設的な結論を出すために努め、効果的なものを支持すること。さらに、もしも良くないと思う結論があるなら、責任をもってそのことを伝える必要がある。メンバーは、大切なお客様に対するのと同じように、それぞれのメンバーを尊重しなければならない。すべてのメンバーにとって良い結論であること。我々には、関わる者全員にとってメリットのある結論と計画を得る必要がある。(win-win)

O:Open(先入観なき受容)

メンバーは、他のメンバーの意見や視点を先入観や偏見を持たずに受け取ってみること。他のメンバーが話すことにはじっくりと耳を傾け、真意が何かを聴き取ること。他の人のアイディアや価値観を、偏見を交えずに一旦受け取ってみること。

P:Participation, Privacy(積極的参加、秘密保持)

積極的な参加によって、自分の意見や考えを示すことができる場が作られる。重要な懸案に対しては、全員が必ず意見を言うこと。評議会内のことは、全員の合意がない限り、外に漏らさず、秘密を保持すること。

E:Experiment(新機軸)

決定の仕方とコミュニケーションの取り方を進化させるために、今までとは違う方法も試してみるよう奨励すること。いつもひとりだけが意見を言う場合、他の人たちが意見を言うまで待つこと。さらに、普段意見を言わない人が、最初に意見を言ってみること。

S:Support(互いの支援)

それぞれのメンバーが他のメンバーを支援すること。議論の時間は、非難するためのものではなく、問題解決のためにある。もしも議論が非難や責めや弁解に走った場合、メンバーはこのことを指摘し、問題解決の方向に軌道を修正すること。このようにして、それぞれが互いを支援できる。

参考文献:Family Council Handbook, Christopher J. Eckrich and Stephen L. McClure, Palgrave Macmillian, 2012

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