文章化の重要性

ファミリーミーティングでは、家訓やファミリー憲章など、ファミリーが大切にしたい価値観や守りたいルールを文章にすることが重要な活動になります。特にきょうだい所有以降や複数世代のファミリーが集まる場合には、合意された内容を書いたものにして共有することが必要です。

文章作成のプロセスも共有する

文章化に際して、それぞれの課題について議論することで、ファミリーが何を大切にし、どのように機能するのかを明確にし、メンバー間で共有することができます。課題によっては、ファミリーミーティングに専門家を招いて他家の事例や法的、税務的影響や制約などを勉強する必要があります。その意味で、文書の作成は、メンバーが課題に対して理解を深め、そのプロセスで参加者が意見を出し合い、互いの思いを深く理解することができるのです。その意味で、出来上がった文章の重要性以上に、プロセスが重要である、と言えます。

弁護士、税理士、コンサルタントなどの専門家に文書の作成を丸投げして依頼するのではなく、参加者全員が議論して原案を作成することが望ましいものです。コンサルタントは論点の整理や、会議の進行を任せ、弁護士、税理士には法律面や税務面の矛盾点やリスクのチェックを依頼します。

次回は、ファミリーガバナンスで作成される文章の典型的なものをご紹介します。

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