ビジネス(コーポレート)ガバナンス 

企業のガバナンスを担う中心的な機構として取締役会があります。ファミリーとビジネスがそれぞれ発展すると共に取締役会の役割、機能も変化していく必要があります。

ほとんどの創業世代のファミリービジネスでは、取締役会は法的な手続きのためだけに存在しているのではないでしょうか。ファミリービジネスコンサルタントが提案するポイントのひとつに、取締役会の機能化があります。

社員50名以上が取締役会を機能化する基準

社員数50人を超えたころから、ファミリー企業には機能的な取締役会が必要になります。

なぜなら、成長の過程で、それまではひとりで意思決定し、市場を開拓し、製品、サービスを開発してきたベンチャーの社長も、社員が50名を超える規模になると現場を掌握することが難しくなるからです。

そこで分野ごとに担当のマネージャーを置きますが、さらにマネージャーの業務を監督し、状況に応じて方針を指示することも、今までのようにはできなくなってきます。この状態になるのが、社員数がだいたい50名を超えるころからなのです。経営上の大きな意思決定、戦略策定や、進行のチェック、修正などが取締役会の主な課題になります。特にファミリービジネスの場合、ファミリーメンバーや社員から取締役になった人たちは、業務の管理、運営には長けているものですが、社長の判断に異を唱えることは立場上できにくいものです。

社外取締役の採用も

このような理由で、社外取締役を採用することをおすすめします。社長や取締役会に客観的な立場からアドバイスできる、社外取締役に参加してもらうことです。ともすると視野が狭くなりがちなファミリービジネスの取締役会の経営戦略に、社外の客観的な立場からのアドバイスは幅広い選択肢を与えてくれることになります。

社内の常識は、社会の非常識ということも多々あります。社外取締役の採用は、ファミリービジネスのビジネスガバナンスの重要な検討項目です。

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