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  メルマガ 【ファミリービジネス新時代】 
 
   

 第12号 地域のコミュニティーを大切にしていますか?

 


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2009年12月21日
                       ■OWNERSHIP■ 

【ファミリービジネス新時代】
                   ■FAMILY■ ■BUSINESS■
 
第12号 地域のコミュニティーを大切にしていますか?
 
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こんにちは。

早いもので、今年も残り数えるほどになりました。
 
昨年、日本のファミリービジネス学会が発足し、
日本でもファミリービジネス研究が本格的になってまいりました。

12月4日に、経済産業省で経済産業省で
「地域経済におけるファミリービジネスに関する研究会」が始まり、
私もその委員の1人として参加することになりました。

いよいよ経産省での取り組みが始まり、
来年はさらにファミリービジネスの認識が高まることになると思います。
2010年はファミリービジネスにとって楽しみな年になりそうです。


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日本にフィランソロピー(企業の社会貢献活動)が根付いて久しいのですが、
実は欧米流のフィランソロピーが導入されるずっと以前から、
日本には商工業者が社会貢献活動を行う習慣が根付いていました。


多くの商人は地元の寺や神社に寄進し、地元の祭のスポンサーになりました。それらは家業の発展を祈る行為でしたが、同時に「奉納」や「勧進」という形を通して芸能文化を育て、文化振興にも寄与しました。

現在でもその習慣は続いており、地元のファミリービジネスが地域経済の活性化に大きな貢献をしています。キッコーマン株式会社を例に見てみましょう。キッコーマンは茂木家、高梨家を初めとする八家が合同で創業していますが、その茂木家の家訓には


「徳義は本なり、財は末なり、本末を忘るる勿れ」
(道徳上の義務を遂行するのが我々の本分であって、
財産は末節の些事に過ぎない。
この本来の関係を忘れてはならない。)


とあり、道徳的であること、社会に貢献することを事業の根本的な価値観としています。事実、江戸時代の度重なる大飢饉の際には、キッコーマンの創業一族は自家の蔵を開いて多くの難民の命を救っています。また、後に編纂された一族の条文にも、


「私費を省きて之を公共事業に捐出せよ」
(プライベートな支出を抑え、浮いた分は、
社会に役立つ事業に使いなさい)


とあり、現在でも社会貢献事業や社員が参加する清掃活動、ボランティア活動が活発に行われています。


江戸時代の大阪の商家も、社会貢献活動を盛んに行っていました。富裕な商家の旦那衆は「有徳人」と呼ばれ、世のため人のためになる行為によって徳を積むという風潮がありました。彼らは神社仏閣だけでなく、公共の施設のために私財を投じる「一建立」を競うように行いました。


米取引所の淀屋は淀屋橋を、南蛮貿易の末吉孫左衛門は末吉橋を、安井道頓は道頓堀を建設し、地域経済のインフラを整備し、その発展に貢献しました。また、学問、教育分野においても、富裕な商人たちが出資して、「含翠堂」、「懐徳堂」などの私塾を開き、多くの人材を輩出しました。


明治・大正時代にもこれらの精神は引き継がれました。例えばサントリーの前身である寿屋の創業者、鳥井信治郎は、「利益三分主義」を唱え、利益の三分の一は社会に還元すべきとして、多額の寄付を行いました。また、創業250年の名古屋の衣料メーカー「タキヒョー」は、大正時代に滝実業学校(現在の滝学園)を地元に創設し、青少年育成に寄与しました。このような例は枚挙にいとまが無く、日本のフィランソロピーの基盤となっています。


ロックフェラー一族やロスチャイルド一族の慈善事業をはじめとして、海外においてもファミリービジネスが地域経済に貢献するケースは数多くあります。例えばイタリアでは、1910年創業のイタリアの紳士服メーカー「エルメネジルド・ゼニア」では、現在第4世代のファミリーメンバー達が経営に携わっています。


彼らは創業者の遺志を引継ぎ、地元トリベロ地域の発展のため、長さ14Kmに及ぶ道路を建設、病院、学校などの公共施設を建設し、地域の基盤を整備しました。現在では周辺の山林の植林を行って地域の環境整備に貢献しています。


このような大規模な資金を投入するものに限らず、たとえば地元の商店街の活動や、町内会、商工会、青年会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブなどの
ボランティア活動に、たくさんのファミリービジネスのオーナーやその一族が積極的にかかわり、貢献しています。


実はこれらの活動は、ファミリービジネスが永続、発展していくために、大変に重要なものなのです。それは、単に社会に貢献する活動で自社のブランド価値を高めるだけにとどまらず、ファミリービジネスと社会との間に、さまざまな良い循環が生まれること、また参加する人がリーダーシップを学ぶことができることにあります。


たとえば、父親から直接聞くことができない、「オヤジの気持ち」を、ほかのファミリービジネスの「オヤジ」から教わることができたり、先輩、後輩の関係から得られる経営哲学の伝承など、これらの活動を通して得る人的なネットワークには大変な価値があります。


これらはそのままファミリーの社会関係資産として、ファミリービジネスの強みになるものです。地元の多くのファミリービジネスの、地域でのボランティア活動を通して築き上げられるこうした資産は、

「地域の社会関係資本」

であり、地域経済の活性化にとって欠かせないものなのです。

 
■■■ブログ「ファミリービジネスのススメ」から■■■□□□□□□□□□
 
 
 ◆「うちはファミリービジネスだ」と誇りをもって言えるだろうか

ファミリービジネスであることを社内、社外に宣言することができれば、
ファミリービジネスの強みを最大に活かすことができる。
社員は家族のように扱われ、安心と満足が得られる職場環境を作ることができる。
取引先とは、親戚同士のような、息の長い、思いやりがある関係を作ることができる…
 
 http://family-business.weblogs.jp/blog/2009/11/wearefb.html


 
 ◆ファミリーのコミュニケーション能力

不健康なファミリービジネスの特徴のひとつに、ファミリー内でのコミュニケーション能力の低さを挙げたい。自分が言いたいことだけ言って、相手の話を聞こうとしない…

 http://family-business.weblogs.jp/blog/2009/11/commabilfb.html

 
 
 
 ◆経済産業省でファミリービジネスの委員会スタート
 
昨日、経済産業省で「地域経済におけるファミリービジネスに関する研究会」
が始まりました。私も委員会メンバーに選ばれ、出席してきました…
 
 http://family-business.weblogs.jp/blog/2009/12/metifbstudy.html


 ◆地域経済とファミリービジネス

12月4日に行われた経済産業省の「地域経済におけるファミリービジネスに関する研究会」は、ファミリービジネスの観点から今後の地域経済活性化のヒントを探ろうというものです。第1回の委員会で出たキーワードは…

 http://family-business.weblogs.jp/blog/2009/12/regionaleconomy.html
 
 
 ◆地域の活動とファミリー・ソーシャルキャピタル

ファミリーのソーシャルキャピタルの育成のために、町会、商店街、商工会、青年会議所などの活動は重要な役割を果たしている。親子の関係が障害になって、父親から直接手ほどきを受ける機会が無い経営哲学を、地域の活動を通じて知り合う父親や祖父の友人から学ぶケースが多い…

 http://family-business.weblogs.jp/blog/2009/12/familyscandlocalnetwork.html

■■■WellSpringサービスメニュー■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
 
WellSpringは各種サービスを通して
ファミリービジネスの成長と永続を支援しています。
 
 
 ◆世代交代前の次期経営チーム育成 

   「特別MBA経営チーム育成コース」
 
   世代交代前の貴重な時期に、現場を離れることなく、
   短期間で次期経営チームの戦略能力アップ、
   後継者を中心にしたチームワークの育成を行います。
   貴社メンバーだけを対象に行うプログラムです。
 
  http://www.family-business.jp/service/NMTD.htm
 
  ◆コンサルティング
   
   FFI(米国:Family Firm Institute)が定める、
   ファミリービジネス・アドバイザーの倫理規定を遵守します。
 
   依頼内容の例:
   -親族内の紛争の解消
   -円滑な事業継承のためのプランの作成、実行支援
   -後継者育成プランの作成
   -事業の継続的な発展を組織として支える
    クレド(ビジョン、ミッション、行動規範の文章化)の作成
   -親族間の問題のリサーチ、分析、対応策の提案
   -ファミリーメンバーを対象とした家族会議の企画、
    実行支援、ファシリテーション
   -取締役会の効果的な構成と運営
 
   http://family-business.jp/service/Consulting.htm
 
 
  ◆研修・セミナー
 
   対象:
   - 銀行、ディーラー会、二世会、商工会議所など
   - オーナー一族を対象にしたファミリー向け研修
   - 社内の次世代経営チームメンバー
   
   テーマ:
   - ファミリービジネス全般
   - 次世代経営チームの「チームビルディング」
   - 世代間コミュニケーション(ジェネレーションギャップの解消)
   - 事業承継プランニング
   - ファミリービジネスのための戦略プランニング
   - オーナーファミリーとビジネスをつなぐ取締役会の機能化
   - ファミリーガバナンス
   - 次期経営者のためのオーナーシップ教育
   - ファミリー内のコミュニケーションと意思決定
   - 非ファミリーメンバーの意欲向上 など
 
   http://family-business.jp/service/Seminar.htm
 
 
  ◆講演 <主なテーマ>
 
   「ファミリービジネス(同族経営)成功の法則」
   「老舗に学ぶ・企業存続の秘訣」
   「二代目のジレンマ・オヤジとの対決」
   「社長と専務で考える事業承継」
   「夫婦で考えるファミリーとビジネス」
   「プロのファミリービジネス経営者になるための7つのチャレンジ」
 
   http://family-business.jp/service/Presentation.htm
 
 
  ◆エグゼクティブコーチング、事業承継コーチング、後継者メンタリング
 
  コーチやメンターは後継者育成をサポートする重要な役割になります。
   事業承継を計画的に行う場合、コーチやメンターをおくことは必須です。
   WellSpringのコーチ、メンターはビジネス経験豊富です。
 
   http://family-business.jp/service/Coaching.htm
 
 
 
   その他、詳しくはこちらへ
 
   http://www.family-business.jp/service/index.htm
 
 
 
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 このメルマガが、読者のファミリービジネスの繁栄と永続のために
少しでも役立つことができれば、また専門家の方にとっては、
クライアントへのアドバイスのヒントになれば嬉しく思います。
 
 誌上でご相談にお答えするコーナーも作りたいと思います。
 (もちろん匿名性を保持します。)
 
 どうぞよろしくお願いいたします。
 では、次回またお会いしましょう。
 
 
 
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